賃貸物件をお探しの際に出てくる「保証会社」とは何かご存知でしょうか？
近年では保証会社の利用必須とする賃貸物件が大半を占めています。
賃貸借契約をする際には原則的には必ず連帯保証人を立てなければなりません。
借主がが家賃を滞納したり貸室を破損や汚損した場合などで、これに対する借主の「支払い能力がない場合」、または「支払い能力がないとみなされた場合」、貸主様はそれらの代金を借家人に代わって保証人に請求することができます。
簡単に申し上げると、保証会社を利用することで、借主の支払いの有無に関せず、貸主は必ず支払いを受けることができます。
（一部条件がある場合がございます）
ここまで聞くと借主のメリットはあまりなさそうに見えますが、借主にもメリットはございます。
連帯保証人には通常は親や兄弟、または知人に依頼する方が多いですが、高級賃貸やファミリー向け賃貸の場合は決して簡単ではありません。
そもそも連帯保証人とはという話になってしまいますが、簡単に申し上げると連帯保証人は契約者である借主と同等の契約義務を負う者になります。
よって、支払いの能力もしっかりと持ち合わせた方でないと、貸主にリスクがあるだけになります。
また本人は支払い能力があるものの適切な保証人を見付けられずに、お困りの方もいらっしゃいます。
その場合利用できるのが保証会社です。
オーナー様にとっての保証会社を利用するメリットとして下記が挙げられます。
① 家賃滞納などの問題を解決してもらえる。
② 借主や連帯保証人の審査をしてもらえる為、審査段階で不良入居者を排除することができる。
などがあります。
借主にとっての保証会社を利用するメリットはとしては下記が挙げられます。
① 連帯保証人を立てなくてもよい
② 毎月の振込ではなく口座振替ができる場合がある
一方でデメリットとしては、
① 家賃以外に保証料がかかる（基本的に保証料は借主負担）
② 保証会社が倒産するリスクがある。
ちなみに、弊社の管理物件におきましても、貸主様のリスクマネジメントの目的で原則的に保証会社の利用を必須としています。
実は保証会社によって、保証内容や保証限度額が異なります。
貸主様は管理会社がどのような内容の保証会社と提携しているかを十分に確認することをお勧めします。
エルシーズ株式会社 03-6821-0186 info@lcsgroup.co.jp
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