冬の時期、マンションでは外気に面したコンクリート壁から冷気が伝わり、さらに室内の水分を含んだ空気が壁の表面で冷えて結露が起きやすくなります。
その結露を放置しておくとサッシやパッキンの部分にカビが生えるだけでなくフローリングにまでカビが広がるとマンションの価値まで落としてしまうことになりかねません。
ちなみにこの結露、放置したことで窓周辺の木部に損傷が出たときは「善良なる管理者の義務違反(善管注意義務違反)」として現状回復の対象となりますので、賃貸物件においても注意が必要です。
そこで今回は簡単にできる結露対策をご紹介いたします♪
対策その①【結露防止シートやフィルムを張る】
意外と簡単なこの対策は面倒くさがりの方にもおすすめです。
シートやフィルムには断熱効果があり、窓ガラスからの冷気をシャットアウトし、さらに断熱効果も上がります
対策その②【中性洗剤を薄めた水で窓を拭く】
中性洗剤に含まれる界面活性剤によって水滴をつきにくくする効果があるそうです。
効果は1週間ほどになりますので、継続した対策が必要です。
対策その③【除湿器やサーキュレータを使って湿気を防ぐ】
湿気が多いと結露もひどくなるので湿気を飛ばすことによって結露を防ぐことができます。
このほかにも換気をしたり、専用のワイパーや珪藻土の専用グッズなど便利なものを活用して、お家の為にもご家族の健康の為にも結露対策をして寒い冬を快適に過ごしましょう。