貸室内で楽器の演奏を希望される方は注意が必要です。
一般的に「楽器演奏相談」と募集条件に書かれている場合、実はこれはアップライトピアノを指すことが多いです。
理由は大きく分けて、2点あります。
1点目は皆様がイメージされる通り、『音』です。
マンションでの共同生活となる場合、心地良い音も心地良いと思わない方もいらっしゃる可能性があります。
「演奏しないし、持ち込んでもいいでしょ?」と言われることもございます。
これに関しては一概に良いとは言えません。
貸主様からしたら「もしかしたら禁止してても持ち込まれたら音を出してトラブルになるかもしれない」という不安もありますが、
実はもう1点は『重量』なのです。
例えば、グランドピアノのように大きく、重量もある物の持ち込みは賃貸借契約書上だけではなく、マンションの管理規約で禁止されていることがあります。
建築基準法で1平米あたり、180kgまでの想定がされていますが、種類によっては400kg近くまであるグランドピアノは床への負担が大きくなります。
グランドピアノの他にも、重量があり床補強が必要な金庫や大型の水槽なども注意が必要です。
ちなみにトランペットなどの金管楽器や、バイオリンやギターなどの弦楽器はマンションで演奏の承諾が得られることなかなかありません。
残念ながら、ほぼ無理と思って頂いても過言ではないと思います。
もしどうしても賃貸で、、、という場合は戸建の賃貸をお勧めいたします。
マンションの場合は管理組合が規約を決めますが、戸建てはオーナー様の判断となります。
エルシーズでは戸建ての賃貸も扱っていますので、物件探しからお気軽にお問い合わせください。
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